1)代表者の選出:定款第9条 代表者3名以上 親1名、経験者1名、専門家1名
当事者:石田さん、伊藤さん、家族:日花さん、森下さん、専門:藤本さん、高井
将来的な展望:北海道、東北、九州など地方にも連絡係も視野に入れる
2) オンラインの集い「ゆっくり」
15回2/24(13名)、16回3/9(12名)(廣瀬)
参加者が固定化、身近なテーマを掘り下げ「ゆっくり」と進行、前向きなテーマも必要
3) 熊取町2/22「ひきこもりを考える家族セミナー」(高井)
16名参加、アンケート結果14名中家族6名、関係者が8名、感想としては「たいへんよかった」が多く散見。当事者家族による相談会もあったほうがいいという回答も多くみられた。家族支援を5年経て、子どもがボランティアにつながる事例も。家族支援の必要性。4)泉北交流会(西井)
「ひだまり」145号から山田道弘さんの話題。「登校拒否・不登校・社会的ひきこもり要因は学校・教育・社会にある。本人や家族の責任は誤り!!」 高度経済成長→オイルショック→就職氷河期→全国学力テスト→コロナ禍、競争・受験戦争・生き残り・いい大学そして一流企業へ
「自立」の意味について(前島):周囲に「助けて」と言えることが自立、人に頼らず生きていくことではない、依存先を増やし生きることが「自立」。当事者が「助けて」といえる周囲の環境や理解がないと「助けて」と言いにくい➡包摂的なコミュニティづくり、スティグマのない社会づくり、共生社会「共に生きる」
5)大阪虹の会から報告(日花)
①2/17の夜、夜サロンが、当事者自助グループさなぎるどとのコラボでした。さなぎるど10名、虹の会5名の参加でした。
②3/11ハートネットTV「避難できない~ひきこもりの葛藤」
5) あみだなさんから報告(泉谷)
13日(水)参加者3名、福祉委員1名、社協1名、日花さん 地位の理解者を増やす必要がある
6)室戸の報告(森下、小林)太成学院大学3名
室戸市にフィールドワーク。中学校の統合、キャリア教育、英語教育の推進。SNSと駆使し情報発信。これまで培ってきた室戸市の地域特性や文化慣習と対峙しないか。
そのほか
3/3読売新聞掲載、反響 当事者、家族、兄弟、支援者から問い合わせ
山下さや香さん(心理カウンセラー):臨床心理士など有資格がなく、教育現場で信用してもらい、資格で決められてしまう、居場所がほしい
資格がなくても相談はできる、親というピアの立場、ひきこもり学会でグチのはけ口でも
・1/27定例会の検討事項:「ひきこもり学会」の代表者について、定款には、「代表者3名」との記載がある。しかし、現在もなお、事務局である高井先生に大きな負担をかけている。その改善について、次回15回定例会で検討する。
・定款第9条 代表者3名以上 親1名、経験者1名、専門家1名、
➡メールで自薦他薦をアナウンスする。その結果を次回定例会で報告し、代表者を決める。
2) オンラインの集い 10月から月2回配信、Discodが設立(2024年1月~)
「ゆっくり」13回1/27、14回2/10(高井、日花)
・発言が乏しい、当事者のつらい話題が多い
・Discodを設立したが、どういった効果が得られるか
・元日オンライン中、能登半島地震が起こり、オンラインでも「場を共有」することで不安の軽減につながったと当事者の意見
3) 大阪虹の会から報告(日花)
1月泉大津市の家族セミナー、高石市の岩田先生セミナーがきっかけとなり、若者とつながっている アプラたかいしで子ども夢教室(高内)とのつながり
4) あみだなさんから報告(日花)
今月のあみだなに地域福祉委員が出席、岩田先生が紹介
5)そのほか
室戸の近況報告(森下)
・太成学院大学3名が1週間ボランティア(草刈り)、雛祭りの祭壇を出す手伝い➡学生は室戸に行き何を学ぶのか、フィールドワーク後の展開
・飲酒量の多い都道府県:第一位東京・第二位高知・第三位宮崎➡依存症だと精神疾患が多く、親が精神疾患なら子どもがひきこもりかも?・24年度ひきこもり関連の予算、行政の動きに注目すべき、教育と福祉からひきこもり予算を調査する必要がある
1)『ゆっくり』年越しカウントダウン~正月三が日サロン・報告
・年末年始の孤立・孤独解消を目的に12月31日から1月3日まで4日間の開催。
参加者数が延べ49人、実19人。お互いの活動報告などで話が盛り上がっていた印象
2)大阪虹の会主催、泉大津市、池上さんとKHJ上田事務局長のセミナー
・予想を上回る49名の参加があった。池上先生のネームバリューで集まったのか?
3) あみだなさんから報告
・高石市社協 12/4~8 カフェ。
社協から2名が参加したが、あまり積極性を感じなかった。
オープン形式が参加者の壁にならないか。
・夢教室
当事者の親の立ち上げで、学習支援などを行う。1/24「地図づくり」
・地域キッチンコラボ事業
ひとり親家庭、不登校の支援団体とのコラボで昨年末からスタートしている
4)大阪虹の会
・能登支援開始。日日用品の支給など
5)その他
・NPO法人パノラマ「ブリッヂ」
参加者は未だ0。インスタでも紹介。利用料が本人3千、家族1万円と高額なのが要因?
・室戸市長との対談(森下)
過疎地域でひきこもりが多いのは何故か? 2月26日~3月4日まで太成学院大学の学生3名が泊まり込みでフィールドワークに参加を予定。
・事例共有(長濱)
50代女性で入退院を繰り返しているケース。訪問看護の利用を希望しているが、部屋が汚いなどの理由で訪問を拒否し、電話での支援を希望。事業所の対象地域外の為、サービスは行えないが、継続して見守りは続けていく方針。
・「ひきこもり支援」を看板にしている機関がない。「いきいきネット」にはCSWが配置されており、「ひきこもり」の相談にも乗ってくれる?
・次回の検討事項について
「ひきこもり学会」の代表者について、定款には、「代表者3名」との記載がある。しかし、現在もなお、事務局である高井先生に大きな負担をかけている。その改善について、次回13回の学会で検討する。
話題提供。②ホームページと「定款」などの共有。③「定款」に沿った具体化(作業を分担すべきでは?)次回開催日 2月 18日(日)13時30分~ ※会場は大阪健康福祉短期大学
2)室戸市長等懇談報告(森下)
・書記不在のためメモなし
3) 全国登校拒否・不登校問題研究会 当学会メンバーに出席の依頼10/9(藤本)
・書記不在のためメモなし
4)オンラインの集い「ゆっくり」
・4回8/26(土)当事者8名参加、8/31(木)メンバーで
・mtg不平不満を漏らす当事者への対応、9月は1回、10月から2回実施の報告へ
5) 大阪虹の会から報告(日花)
・8/30、9/15和泉市主催の当事者家族(日花さんとIzuさん)によるセミナーとピア相談を実施、当事者家族によるピア相談の必要性を行政担当者が理解、次年度も予算化へ
・2024年1月21日(日)泉大津市、池上さんとKHJ上田事務局長のセミナーを開催
6)あみだなから報告(日花代行)
・10月11日(水)高石市コミュニティセンター、家族のフリートーク会がスタート
高石市社会福祉協議会が後援、意味のあること
7)ひきこもりいろはうた2「親と子が生き抜くためのOKガイドブック」(日花)
・親も子もたくましく生き抜くリーフレット作成がスタート
8)M市当事者カンファレンスの報告(廣瀬)
・M市地域包括ケア室、M市社会福祉協議会が出席、廣瀬さんの傾聴は継続していく
1.近況報告(自己紹介)森下さん:本日、室戸市長にひきこもりをテーマで打ち合わせ、長垣さん:元ひきこもり、現在は写真撮影、ひきこもり当事者を撮影、白保さん:オンラインで参加
1) M市のTさんの経過(高井、廣瀬)Tさんの食糧支援、離婚され子どもが旦那さんへ、うつ発症、地元社協とつながる、外出できない、医療機関継続できず、今後は社協とつながる、地域のサービスをつなげるよう廣瀬さんから提案する、ご本人にも提案するが難色を示す、緊急時対応は先方につなげる、頼るところは地元の社協が望ましい、拒否的な態度ひきこもり学会は本人と地元支援を繋ぐ架け橋の役割を担っていく、社協や家族会とつなげる橋渡しをしていく、頼るところがある安心(日花さん)
2)大阪虹の会から報告(日花)
5/12 和泉市くらしサポート課との懇談5回目、真意が伝わっていないのにがっくり
5/15 NPO法人ウヤギー沖縄 援農隊説明会11月~コーヒー栽培
5/27 オンラインの集い「ゆっくり」開設(9名+主催4名)
5/28 KHJメタバースの居場所
3) 第1回オンラインの集い「ゆっくり」5/27実施,振り返り6/12実施(廣瀬)
発起人は豆柴さん、赤穂さん、廣瀬さん、日花さんで運営、本日6/24、第2回開催
4)『親でも、しんどいって言える場所がほしかったんよ』シンポジウム
・日程:10月1日(日)13時30分受付、14時~17時
・会場:福祉会館第三会議室、主催:「子ども、教育、福祉研究会」
・チラシの修正、当日チラシの配下、物販も
・7月定例会にチラシを渡す➡必要部数の確認➡印刷発注
・集合時間、設営、お弁当など、
5)藤本先生、『ひきこもる人と歩む、ひきこもり学会へ』の話題提供
次回:6月24日(土)13時30分~15時30分予定
議事メモ
1) 推計146万人 内閣府発表を受け全国KHJの見解(高井)
これまで男性中心と言われていたが、40歳~64歳の層では女性は52.3%と半数を超えた。ひきこもりの多くは社会に出て何らかの就労を経験してひきこもり状態へ。その背景には、いじめ、暴言、暴力、叱責などハラスメントが原因。インターネットの居場所が注目。
2)大阪虹の会から報告(日花)
・内閣府の発表について。ひきこもりは当事者やその家族だけの問題でなく、だれがなってもおかしくない。女性割合が多くみられた背景について、➀2019年川崎事件をきっかけにひきこもりが社会に知られるようになった、②UX会議の林恭子をはじめ、行政主体の当事者支援が増加し、性的役割に縛られていた女性当事者がようやく声を上げ顕在化。
・本年度もWAM助成金➡当事者に大阪虹の会に居場所に来たら500円/30分を支払う。交通費支給は必要。
親子関係や要求の枯渇等により、当事者からお小遣いを要求はしない。
・和泉市、熊取町からお声がかかり、行政と協働しひきこもり支援を進める。
3) 『親でも、しんどいって言える場所がほしかったんよ』(仮称)シンポジウム
・日程:10月1日(日)午後
・会場:福祉会館第三会議室 〒590-0078堺区南瓦町2-1(堺東駅)
登壇者:
日花睦子さん( NPO法人大阪虹の会/泉州ひきこもり家族会)
泉谷ふみのさん(KHJ横浜ばらの会)
上坂秀喜さん(東山区「不登校・ひきこもりを考える親の会」「シオンの家」)
学識経験者(伊藤康貴先生 本人未確認)など
・グループワークの実施
生活保護や障がい者手帳など制度自体を知らない、その活用法も知らない、経済的支援の必要性、自己責任社会から助けを求められる社会への啓発・推進 詳細を詰めていく。
そのほか
・6月以降定例会の会場変更
会場候補として
➀サンスクエア堺
②大阪健康福祉短期大学
③福祉会館
・不登校と登校拒否の違い、関東では登校拒否という表現は使わない
・5月3日・4日・5日の3日間、15時~18時オンラインサロンを開催
1)正月三が日サロンの開催 2023年1月元旦~3日15時~18時:高井
廣瀬さん:当事者、家族の介護問題、緊急性が高い、対人がしんどい、包括支援センターにつなげる、外出がむずかしい、その後メールを送付し連絡し外部と関係性を作る、本人は地域とつながることを避ける。
日花さん:ご自身の感想を交えながら報告資料を作成。緊急性が高い事例、あみだなの泉谷さんも同感。オンラインでつながる情報を提供。京都を紹介したがすでに連絡を取っており当事者には合わないと。 「いや」ですとコメントが言える関係づくり。信頼できるひとのアドバイスやから行動に移せる。心配してくれる人がいることは大切。当事者は地元に相談を嫌う傾向がある。引け目を感じる。ひきこもりをネガティブに取る社会が課題。地域性を横断する各種支援団体やオンラインによる相談窓口が必要
次回5月ゴールデンウイークにサロン開催を進める
2)ひきこもり学会のホームページ設立 2023年1月:高井
現在12名の会員数
相談できる団体名とURLにタイトルを紹介すべきでは。大阪虹の会のほかにとびら、cocoいこっとのホームページを掲載
3)厚労省担当部局、国会議員挨拶報告:日花
ひきこもりのことをほとんど知らない、与党が決めること、ひきこもり基本法の法制化
4)大阪狭山市「ひきこもっている人やその家族の将来を経済面から考える」1/21:日花
社会保障の様々な制度があるのに知らないし活用できない、こうした制度を知り上手く活用につながる勉強会、岬町社協の支援、さらにマニュアルの作成が必要、支援を受ける力「受援力」(日花さんの造語)を高める必要がある。
4)和泉市くらしサポート課とのつながり
担当者から相談あり、➡まずは家族会に出向き、親や本人の思いや願いを知る、一過性に終わるのでなく持続可能な施策体制を構築する
この学会は、ひきこもりなど生きづらさを当事者が憲法の理念(第13条幸福追求権など)に基づいて、就労などゴールを設定せず、個人が人尊重としてされ、生きやすい社会の実現を実現しますしますめざします。
定款
第1章 総則
(名称)
第1条
この団体は、ひきこもり学会(英文名 The HIKIKOMORI Society)と称する。
(事務所)
第2条
この団体は、主たる事務所を大阪経済大学高井研究室(大阪市東淀川区大隅2-2-8)とする。
第2章 目的及び事業
(目的)
第3条
この学会は、ひきこもり※など生きづらさを担う当事者が憲法の理念(第13条幸福追求権など)に基づいて、就労などゴールを設定せず、個人が人として尊重され、生きやすい社会の実現をめざす。
※ 「様々な社会的な要素の結果としての社会参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を自己防衛のために回避し、原則的には6 カ月以上 概ね家庭にとどまり続けている状態をいう。
(活動)
第4条
この学会は前条の目的を達成するため、下記の事業を行います。
会員をはじめにひきこもりに関心のある個人や支援、行政、医療機関との連携をとり、懇談会・学習会を実施するなど交流を深める。④学会誌やその他の刊行物の発行。
⑤その他本会の目的を達成するために必要な事業。
第3章 会員
(入会)
第5条
ひきこもりに関心を抱いている人であれば、誰でも学会に参加することができる。
(会費)
第6条
年会費は研究者3口(1.500円)以上、それ以外は1口(500円)以上とする。ただし、学生、ひきこもり当事者、経験者は不要とする。
寄付を募る。
(交通費)
第7条
学会に出席する当事者・経験者の場合、自宅から現地までの交通費を支給する。ただし支給額の上限を設定する。
(退会)
第8条
それぞれで退会することができます。
(運営)
第9条
代表者3名以上(経験者・親・専門家)をおき、事務局をおく。
第4章 会計
(経費)
第10条
本会の経費は会費、寄付およびその他の収入とともに行います。
第5章 規約の変更および切断
第11条
本規約を変更するには、会員の4分の3以上の同意を得なければならない。
付則
この規約は2022年9月3日より施行
2023年3月11日改正
親はどうすればいいのか――本人と親・家族との間にある認識の「ズレ」をテーマにひきこもりになった7人の当事者がその思いを綴る。まで出版された多くの研究者・家族による本とは違い「私たち抜きにものごとを決めないで」(Nothing about us without us) との視点から、ひきこもり本人たちが執筆しています。
ひきこもる人が増え、高齢者との二人暮らしというケースも増加。偏見の目で見られがちですが、他者との優劣を常に意識させられるような学校や職場で、孤立や脱落感、いじめなどに深く悩んだ末の選択である場合が少なくありません。就学や就労を性急にめざさない支援で当事者が元気になった事例に注目し問題を捉え直します。
≪ひきこもり本≫大賞2023!ブックガイド19冊に選ばれました。←HIKIPOSのFacebookページに移動します
会場 | 大阪健康福祉短期大学(下記の地図を確認してください) ※堺市教育会館ではありません。ご注意ください。 |
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日時 | 第22回定例会 11月17日(日)13:30~15:30 |
参加費 | 無料 |
定員 | 20名 |
持ち物 | 筆記用具 |
備考 | 対面とオンラインを併用して実施しています。オンラインでの参加を希望される方は、下記のお問い合わせにメールアドレスをご入力の上、「ZOOMで参加したい」にチェックしてください。 |
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